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猫ちゃんのホテルについて

こんにちはスタイルパウズ伊奈本店です!

ペットを飼っている方はさまざまな理由で家を空けなければいけない時もあると思います。

その間お留守番をさせるのが不安だったり、何日間も家を空けなければいけない方はペットホテルに預けることを考えるかと思います。

しかし、ペットホテルに預ける際普段とは違う環境に置かれストレスを抱えてしまうかもしれません。

今回は猫ちゃんのホテル利用の際に気をつけることなどお話ししていきます。

1.ペットホテルに預ける際のメリット・デメリット

2.ストレスの原因、サイン

3.ペットホテルとお家でお留守番どちらがいいのか

4.ホテル利用に準備するもの

5.ホテルに慣れるためにお家でできること

6.まとめ

 

1.ペットホテルに預ける際のメリット・デメリット

いざ、ペットホテルに預けるとなった際に安心して預けられるので良いことではありますが、猫ちゃんにとっては不安だらけです。

そこで、ホテルに預ける際のメリット・デメリットをまとめました。

【メリット】

・旅行等での長期お預かりが可能※

・専門のスタッフがお世話をしてくれる

・体調の変化にすぐ気付く

・飼い主さんの希望に沿った対応が出来る※

※店舗によって異なります。

【デメリット】

・環境の変化によるストレス

・他のわんちゃん、猫ちゃんがいる為のストレス

・他のわんちゃん、猫ちゃんから病気が移る場合や怪我のリスクがある

などが挙げられます。

普段からペットと接している専門のスタッフに様子を見てもらえることはとても安心です。

しかし、猫ちゃんからすると知らない場所に置いて行かれたと寂しい気持になります。

ペットホテルを利用する際は、猫ちゃんの不安を少しでも軽減するため普段から使用しているおもちゃやクッション等自分の匂いがついている物を持ってくるのも1つの方法です。

2.ストレスの原因、サイン

ペットホテルはご飯やトイレなどの身の回りのお世話をしてもらえるので飼い主さんとしては有難いサービスです。

ですが、猫ちゃんにとってはやはりストレスになってしまうようです、、、

私たちもいつもと違うところで過ごすとなるとやはり少し不安になったりストレスを感じてしまうのと同じなのかもしれませんね。

 

~具体的にどんなストレスを感じるのか~

①匂いの違い

猫ちゃんはわんちゃん同様嗅覚が良い動物です。飼い主さんから自分の匂いが消えてしまった時などは顎や頭をスリスリしてマーキングしに行きます。

この様に猫ちゃんは自分の匂いがするところが落ち着くようです。

いつもの匂いの場所から急に知らない匂いの場所になってしまうと落ち着かずそれが原因でストレスの一因になってしまいます。

②お部屋の大きさ

お店によって異なりますが、ペットホテルでは他のお客様の子も同時に預かっていますので、1匹ずつのお部屋の広さは狭くなってしまいます。

家とは違いペットホテルでは自由に動けるスペースが限られていますので窮屈に感じてしまい家ではのびのびと過ごしている子にとってはストレスに感じてしまうかもしれません。

③飼い主が居ない

いつも飼い主さんと過ごされている猫ちゃんにとっては急に1人きりにされ夜になっても会えないとなると寂しくなり、また飼い主さんといる時間が長い子にとっては更に寂しさを感じてしまうかもしれません。

いつもお世話をしてくれている飼い主さんではなく全く知らない人にお世話をしてもらい、大好きな飼い主さんに会えないというのはかなり大きなストレスの一因になります。

④他のわんちゃんや猫ちゃんがいる

ペットホテルでは他のお客様の子もいます。

その子の性格によって異なると思いますが、普段家で飼われていて全く他の動物と接することのない子にとっては強く警戒してしまいストレスになってしまうでしょう。

部屋が区切られていると言え、鳴き声、匂いなどはしてきます。

多頭飼いの猫ちゃんでは他の動物が居ることに対して慣れているかもしれません。

ですが、一匹だけで飼われているお家では慣れない環境でストレスを感じるでしょう。

⑤生活リズムの違い

猫ちゃんも人間と同じように生活リズムというのがあります。

毎日同じ時間にご飯をもらったり、遊んでもらったりなど規則的な生活があると思います。

ペットホテルではいつもと違う時間帯になってしまうこともあります。

できるだけいつもと変わらない生活リズムで過ごせるようにスタッフさんに普段の生活リズムを伝えておくことが重要になってきます!

※その子によって他の原因でストレスがでて来ることもあります。

ペットホテルでは冒頭同様に飼い主さんには有難いサービスとなってきますが、これからペットホテルを利用する方も利用している方も猫ちゃんにとってペットホテルに預けるとなってしまう【ストレス】について理解しながら利用してみてください!

3.ペットホテルとおうちでお留守番どちらがいいのか

どうしても家族で家を空けることになってしまった場合、猫ちゃんにとって慣れている家で1人でお留守番する方がいいのかとても迷うところだと思います。

まず猫ちゃん1人でお家でお留守番してもらう場合2~3日であれば準備次第で問題なく出来ますが、お留守番するにあたっていくつか注意点があります。

1つ目が食事や水はひっくり返ってしまう可能性があるので離れた場所に何ヶ所か用意しておくという事です。

猫ちゃんがパニックになってもし、ひっくり返してしまっても最低限のご飯を食べれるようにしておく事が大事です。

最近は時間を設定すれば決まった時間に餌が出てくる自動給餌器などもあるので猫ちゃんの性格などによって上手く使い分けていくのも良いですね!

2つ目がトイレの場所も普段より多めに用意しておく事です。

これも仮にひっくり返してしまって猫ちゃんがパニックになり他の場所に粗相しない為です。

3つ目が室内環境です。

まず室内の温度についてなのですが、夏場と冬場は特に気温の高低差が激しいのでエアコンなどを付けて体調管理に気をつけてあげましょう。

冬場は電気を使った防寒具を使うと留守番中に感電してしまう恐れがあるので電気を使わないものを用いるのがいいと思われます。

ホテルに預ける点のいい所としては今まで挙げてきたいくつかの心配点を気にすることなく安心して預けられるのがいい所だと思います。

しかしホテルに預けることによって逆に普段と違う環境からストレスを感じてしまい猫ちゃんも少なくはないので、家を空ける日数やその猫ちゃんの性格などを考慮してどちらが最適なのか見極めるのが大切です。

縄張り意識の強い猫ちゃんにとって普段から慣れているお家でお留守番するのは安心する部分もありますが、それ以上に飼い主さんが気をつけるべき点もたくさんあります。

お留守番にしてもホテルに預けるにしてもしっかり準備をして猫ちゃんのストレスを少しでも減らしてあげられれば1番良いですね!

4.ホテル利用に準備するもの

新しくペットを飼う方が増えてきてると同様にペットホテルを利用する方も増えてきていると思います。

そこで猫ちゃんのホテル利用前に準備するものについてご紹介したいと思います!

猫ちゃんをホテルに預ける場合、預けるお店によって異なりますが大体6つの物が必要になってきます。

・いつも食べているご飯

猫ちゃんをホテルに預ける時はいつもお家で食べているご飯を1回分ずつ小分けにしてチャック付きの袋などにいれて持って行くのが良いですね!

・水やご飯のお皿

・ワクチン接種証明書

基本的にわんちゃん同様猫ちゃんもワクチン接種証明書がないとペットホテルを利用できないお店が多いと思います。

例えば、ワクチンを打ってない猫ちゃんがホテルを利用してしまった場合、もしも予期せぬ事が起き、他の猫ちゃんに接触してしまい嚙みついたり引っ搔いたりなどしてそこから病気が移ってしまうなど何かあった時にお客様自身で責任を取らなければいけなくなります。

ですが、中には理由がありワクチンが打てない子もいると思います。

その様な猫ちゃんはお店の方とよく相談し、同意書などを書いた上でホテルを利用する形になるかもしれません。

・運送時に使うキャリーケース

・トイレ砂

いつもと違う場所にいると猫ちゃんはストレスを感じてしまいます。

場所の変化や匂いのついていない砂などでトイレをしない猫ちゃんもいます。

そのため、いつもお家で使っている猫砂(自分の匂いがついた砂)をそのまま一握りでもいいので持ってくるのが理想です。

・匂いのついている毛布やおもちゃ

自分の匂いがついた物があると猫ちゃんは安心して過ごせるでしょう。

以上の6つの物が猫ちゃんをホテルに預ける際に必要になる物です。

出来るだけお家で使っている物とそのまま変わらない物をホテルで使わせてあげるようにしましょう!

5.ホテルに慣れるためにお家でできること

猫ちゃんをホテルに預けるとなるといろいろ心配点が出てくると思います。

いきなり知らない環境に連れていかれる訳ですから猫ちゃんが警戒しないはずがないですよね。

なので日頃からホテルに預けることがあるかもしれないという想定で少しずつ練習することが大事です。

まず移動などで使うキャリーバッグに慣れさせておくことです。

もしもという時に入れようとするとパニックになってしまうこともあります。

ケージ慣れさせることも大事です。

ホテルのお預かり中は基本ケージの中で過ごすので、普段から少しずつケージの中で生活させてみたりするのも良いかもしれませんね。

また、【分離不安症】という飼い主さんと離れることで不安になってしまう症状を持っている子もいるので、そういった子は日常生活の中でまずは短い時間から離れるということに徐々に慣れさせていった方が良いと思います。

少しずつこの様なことに慣れていくことによって猫ちゃんがホテルにお泊りすることになっても感じるストレスが半減する可能性もあります。

やむを得ずお家を空けなければいけない時に家族である大事な猫ちゃんがストレス無く快適にお泊りできるのは1番重要なことです。

6.まとめ

今回は猫ちゃんのペットホテルについてお話しさせていただきました。

猫ちゃんにとってのストレスなど考えると何が1番最適か分からなくなってしまうと思われます。

少しでも不安なことがありましたら、お店のスタッフに相談してみてください。その子にあった過ごし方ができるようサポートしてくれます!

そしてホテルから帰ってきた時は安心して、体調を崩してしまう子もいますのでしっかり休ませて様子を見てあげてください。

ペットホテルに預ける際に確認しておくべき事を理解すると、猫ちゃんの負担を軽減し飼い主さんも安心して預けられると思います♪

 

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