こんにちは!ビバペッツ館林店です
ワンちゃんとの暮らしの中でシャンプーは必要不可欠です。しかし、どのくらい間隔をもってシャンプーを行ったらいいか疑問を感じたことはありませんか?
そこで今回は、ワンちゃんの種類や年齢ごとに特徴をあげていきおうちの子におススメのシャンプーの頻度についてご紹介いたします!
◎目次◎
1シャンプーの頻度について
(1)ひと月で考えたシャンプーの回数
全てのワンちゃんに当てはまるわけではありませんが
全身のシャンプーは基本的に、ひと月1~2回程度が理想です
(2)ワンちゃんにとってのシャンプーとは
犬の体には人と同じく、日々汚れがたまっていきます。
汚れとは主にワンちゃん皮膚から出る皮脂(油分)とホコリなどです
ホコリや余分な皮脂は被毛をべたつかせ、様々な細菌類のエサともなり放っておくと酸化を起こしてあの何とも言えない犬臭さの原因となります
またワンちゃんの皮膚で増えた細菌が悪さをしワンちゃんの皮膚のかゆみや脱毛といった皮膚トラブルの原因ともなりえます。
そこでしっかりシャンプーをしていくことによって、トラブルの予防ができるので、シャンプーとは単に汚れを落とし見た目を綺麗にするだけではなくワンちゃんの身体の健康にとって重要な事だったのです。
2.ワンちゃんの年齢ごとのシャンプー頻度違い
生まれたからずっとかわいいワンちゃんですが、身体的にも人と同じように年代ごとに変化していきます
(1)パピー・子犬期
生後2か月までのシャンプーは控えましょう。
なぜなら慣れないシャンプーは体へ負担になるからです。
体力や自身での体温調節、免疫力がまだ十分でなく皮膚を守るバリア機能も未発達なので、このころの全身のシャンプーは予期せぬ体調不良を起こしてしまうことが考えられます。
※体が汚れてしまったら
そうはいっても体が1番汚れる時期です、ごはんが手足やお顔についてしまったり、うんちやおしっこで汚れてしまった場合は38度くらいのホットタオルでふくか、同じ温度のぬるま湯で部分的に流す程度にし、いずれでも濡れた部分はその場でしっかり乾かしてください。
意外と子犬の体力を消耗してしまうケア、真剣にやるのはやめて時間は15分ほどにととまる範囲で気楽に行うようにしてください。
サロンなどでの一般的な全身を洗うシャンプーは3~4ヶ月齢に行う、各混合ワクチン終了の2週間後が目安です(ワクチンを接種した獣医さんへの確認をお願いします)
おうちでする場合も月齢が3~4ヶ月頃からを目安に。
シャワーは突然かけてしまうと怖かったりびっくりして暴れてケガをしてしまう事がありますのでまずはお湯に慣れてもらうことからスタートしましょう。
(2)アダルト・成犬期
生後半年ほど~7歳くらいまでを指します
狂犬病予防注射が済むだいたい生後6か月前後の頃から多くのトリミングサロンでのシャンプーが利用出来るようになります
毎日散歩をたくさんする子、家でのんびりしていたい子、ライフスタイルもさまざまで一概にこうとは言えませんが、冒頭でも申しましたとおり健康に問題ない子でしたら1か月に1~2回の頻度が一般的です
それ以上に必要と感じるようなニオイや皮膚の脂っぽさは犬種にもよりますが一度かかりつけの獣医さんに相談されることをお勧めします
(3)老齢・シニア犬
「うちの子最近足腰が弱ってきて・・」
小型犬ではだいたい10歳前後、大型犬でも7~8歳ころになると多くの飼い主様からそんなお声をお聞きします。
足元のふらつきなど身体的な加齢を感じる方が多いようです。そうなってきたときの理想的な頻度としてはサロンなどへは2か月に1回
おうちでも頻繁にシャンプー出来ていた子もできたら写真のように洗い流さないケアを取り入れたり
サロンを利用するしてもシャンプーだけの日や部分的なカットのみの日など、1回に短時間で済むような無理のないケアを取り入れていくことを考えていただいた方が良いでしょう
また、半年に1回は獣医さんにボディチェックをしてもらうことをお勧め致します
人間の時間だとたった10年ですがわんちゃんにとっては中高年~高齢期あたってきます
想像したくないですが体力や筋力は確実に衰えており、身体に疾患や問題を抱えている子も少なくありません。
それでも可愛さは増すばかりで、悪いことは考えたくないものですが日々の体調を気に留めていただき、体調が少しでも悪い日には思い切ってトリミングの予約をキャンセルするか、シャンプーができそうか獣医さんやお店の方に確認した方がワンちゃんのためなのです。
当店はご相談いただければ1回1回最善策をご一緒に考えさせていただきます!
3.犬種によるお勧めの頻度
犬種によっては皮膚から皮脂が多く出てしまいべたつきやすい性質をもったワンちゃんもいますのでシャンプーをする頻度も変わります
●アメリカン・コッカー・スパニエル
●シーズー
●ラブラドールレトリバー
●秋田犬
皮膚に問題がなくてもべたつきやすい体質の子は週に1回のシャンプーが望ましいとされています
(1)余分な皮脂にが引き起こすアレルギー反応(皮膚炎)
皮膚が脂っぽくべたべたな状態のままで放置しますと、普段は体を雑菌から守ってくれる役割の常在菌が増えすぎてしまい皮膚に炎症に炎症を起こしてしまう場合があります
さらに炎症がひどくなると赤みやかゆみ、独特なにおいを発します。
ワンちゃん自身もかゆみからかきむしりにより身体を傷つけてしまいますので、そういう辛い思いをさせないためにも日頃からよく観察をしてあげ定期的なケアで余分な皮脂を綺麗に洗ってあげることが大切ですね。
4.人間のシャンプーをつかってもいい?
人間用のシャンプーの香りは柔軟剤もそうですが、不快でストレスになると言われております
また、ワンちゃんの皮膚は人間の赤ちゃんよりも薄いと言われており、とてもデリケートですので人間用のシャンプーをワンちゃんに使ってしまうとシャンプーの刺激が強すぎて皮膚が荒れてしあう可能性があります
人間のお肌は弱酸性ですが、ワンちゃんのお肌は中性~弱アルカリ性です
犬種によっても乾燥気味だったり脂っぽくなりやすかったり、肌質が違いますので使うシャンプーはその子に合ったシャンプーを選んであげなければならないということです。
5.最後に
一緒に暮らす中でお互いの暮らしにシャンプーは衛生を保つために不可欠な時代となっています
今回はワンちゃんのシャンプーの頻度についてご紹介させていただきました
各年齢ごとの特徴、シャンプーのやりすぎによる問題や人間との肌質の違いについて書かせていただきましたが、今後のワンちゃんへのケアに少しでも参考になれれば幸いです。