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犬のトリミングはいつから?ワンちゃんのトリミングサロンデビューについて解説

こんにちは。佐々木です。
12月(クリスマスの関係で)に新しく家族としてわんちゃんを迎える方も多いようなので今回は新しく飼い主になった方に向けてお話ししたいと思います。
急にワンちゃんと生活するようになって「あれ、いつシャンプーしたらいいのだろう。」と、悩まれることもあるかと思います。
トリマーという目線から注意したい点、心掛けたい事など参考にして頂ければ幸いです。

1.トリミングとグルーミングの違い

一般的にトリミングサロンという名称が浸透していることもあり、ワンちゃんを綺麗にしてもらうこと=トリミングしてもらうと、思われていることも多いかと思いますが「トリミング」は端的に言うと被毛のカット作業をさします。見た目の可愛らしさは勿論のこと、季節によって被毛の長さを調節したり目周りやお尻周りを短くして清潔かつ過ごしやすくするのが目的です。

「グルーミング」は爪切りや耳掃除、ブラッシングをしてもつれや絡みを取り、シャンプーをして汚れやニオイを取り除き衛生面を中心に施すベーシックな作業です。

ですから、サロンでは「シャンプーコース」「トリミングコース」と2つ分けて料金提示されているケースがほとんどです。

2.いつからやっていいのか

子犬の時期はおトイレのお粗相などで、お尻や足元が汚れやすく、もしかしたらウ〇チをふんでしまったなどのアクシデントが起きた時に「ぬるま湯で流すだけ?」「洗っていいの?」とパニックになってしまったりすることがあるかもしれません。大丈夫です。洗ってあげて下さい。(笑)

ですが、いくつか注意点があります。

ペットショップなどでワンちゃんを購入すると、シャンプーは「ワクチン接種が終わってから」と言われることがほとんどです。もちろん子犬がかかると致命的になるような病気(ウイルス)から守る為の接種で、とても大切です。これは不特定多数のワンちゃんが出入りする所に行くことを前提としています。サロンはNGですが、お家はOKです。

しかしながら子犬は抵抗力も弱く、長時間かかってしまったり、乾かしが足りなかったりまたはストレスにさらされたりすることで体調を崩す事も念頭に入れておきましょう。おススメはは全体にやるのではなく汚れたところだけサッと時間をかけずにやってあげてください。

補足になりますが、ワクチン接種は2回もしくは3回と病院によって違います。獣医さんの免疫に対する考え方が微妙に違ってくることがあげられます。抗体は目に見えてわかるものではなく、母親の移行抗体が影響するので2回、3回打って完璧とは先生でも言えないことかもしれませんね。

3.どのくらいのスパンでやっていいのか

シャンプーに関しては皮膚トラブルもなく、体調も良いのであれば2~3週間間隔をあけて頂ければOKです。これは皮膚のターンオーバーをもとにお話ししています。ワンちゃんは人間のように汗をかきません。その代わり毛穴からは自分皮膚や被毛のツヤを保つために油分で守ります。意外にも犬の皮膚は人より薄くデリケートにできているそうです。

洗いすぎは守っている油分を取り除き、皮膚トラブルの原因になることもあるので、気になるレベルのニオイや、お散歩の汚れなどもないのであれば1ヶ月に1回でも充分でしょう。

4.サロンデビューについて

前述した通り、ワクチン接種プログラムが終わってから行きましょうスムーズなサロンデビューをするために、子犬さんの心境をお伝えすると、大好きな飼い主さんから離れ、知らない人、音、ニオイ、会ったこともない他のワンちゃん…とにかく不安で怖いだけです。勿論、ワンちゃんが大好きなトリマーさんが接するので「やさしく」は心掛けてくれますが、作業の遂行と時間内に仕上げなければならないので、限界があるのも事実です。
そこで飼い主さんには、いきなり全部やるのではなく、「パーツ」ごとに短時間であくまでも環境に慣れさせることを目的にサロンに足を運んでいただきたいです。なるべくトラウマにしないよう。この先、定期的にやっていかなければなりませんしね。

今日は爪切りだけ。足の裏に生えてる毛にバリカンをかけてもらう。耳掃除だけ。等、部分的にすすめていきましょう。特にサロンのドライヤーの音は大きいです。バリカンの音もワンちゃんにとっては嫌な機械的な音でしょう。なにかにつけて怖いと思ってしまうかもしれません。

次にお話しするセルフシャンプーで少しでも「お手入れされる」ということに慣れて頂き、
スムーズなサロンデビューを目指しましょう

5.セルフシャンプーしてみたくなったら

飼い主さんにとって初めて犬のシャンプーをするといったら一大事ですよね。その気構えはワンちゃんにビンビン伝わってしまいます。「何々?なにされるの?いつもとちがうじゃん!」まさに動物的な勘によって、逃げられるなんてことも。

まずは飼い主さんがリラックスしてください。シャンプーは楽しい遊び!気持ちいい!と思わせたら最高ですね。
シャンプーの仕方などは最近は動画などもたくさんありますので割愛させていただきますが注意点だけ箇条書きに上げさせてもらいます。

*シャンプー剤は人用ではなく犬用を用意してください(汗汚れと油汚れの違い)

まずは部分的にやりましょう*短時間で

しっかり乾かす(2人がかりがおススメ。ドライヤーをあてる人とブラッシングする人)

ぬらす時にいきなりシャワーはNG(かけ湯→カランから→シャワーと徐々に)

頭や顔はお互いプレッシャーでしょうから普段からシートなどで清潔に拭いてあげて下さい(プロにお任せを☆)
補足ですが、全体をぬらす時に洗車用の水をいっぱい吸い込む柔らかいスポンジがあると便利ですよ。
気になる音もなくお顔周りもやさしくぬらすことが出来るアイテムです。

6.大切なこと

最後に大切なことをお伝えしたいと思います。

普段からブラッシング&スキンシップをすることが大切です。お手入れされること、体を触られることに慣れているワンちゃんならシャンプーデビューも怖くないでしょう。時には反抗に遭うこともあるかもしれません。「咬まれたからやらない」だけはやめてください。犬は学習する動物です。「咬めばやられない」と学習すると攻撃的な仔になってしまいますので気を付けたい所です。人を咬んではいけないので、その行為に対しては毅然とダメよのしつけをしましょう。その後やらせてくれたら滅茶苦茶ほめることもお忘れなく。タイミングが大切なので、ご褒美のおやつの準備もあわせてお願いします。

長くなりましたが少しでもお役に立てれば幸いです。

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