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ペットホテルについて ~預ける際に必要な持ち物や事前準備について~

突然ですが!皆さんが旅行や出張などお家をあけなければならないときペットはどのように過ごされていますか?

長期でお家をあけなければならないときにペットが宿泊できる施設、預けることのできる施設を利用する方もいらっしゃるかもしれません。

今回はペットを預ける施設を利用する際に必要な持ち物や事前におこなっていただきたい準備についてご紹介させていただきます。

            

【目次】

  1. 預ける前の準備について ~心の準備~
  2. ケージやクレートに慣れてる? ~お部屋で快適に過ごすことができるように~
  3. ワクチン接種、予防接種について
  4. ホテルを利用する際の持ち物について
  5. お迎え後に気を付けてあげたいこと
  6. さいごに

預ける前の準備について~心の準備~

まずペットをペットホテルに預けることを決めたらその時点から預けるための準備を行いましょう。

ペットを預ける前に事前準備なんて必要なの?と思われる方ももしかしたらいらっしゃるかもしれません。ですが、ペットホテルをペットへの負担を軽減しつつ利用するためには事前の準備をおこなっていくことが非常に大切になります。

●留守番や一人遊びについて

忘れがちになってしまうことかもしれませんが大切なペットになるべくストレスをかけずにペットホテルを利用するためには最も大切になことの一つです。いつもの慣れている環境を離れいつもとは環境の違う場所で過ごすということはとてもストレスのかかること…。

そして、日頃から留守番することや飼い主さんと離れて一人でいる状態に慣れていない子の場合ペットホテルで上手に過ごすことは難しいでしょう。

たとえそのような状態に慣れているわんちゃんでさえいつもとは異なる環境で過ごすということはストレスのかかることです。

また、普段慣れていない【飼い主さんと離れる】という状況になれば膨大なストレスを感じたわんちゃんは吠え続ける、嚙み続ける、食欲が無くなるそして場合によっては他のわんちゃんや人に対して攻撃的になってしまったりと問題行動を起こしかねません。

このような問題行動を起こすことなくペットホテルを利用するためには日頃から愛犬を留守番や一人遊びに慣れさせておくことや常に飼い主さんと一緒なのではなくときには飼い主さんと離れる状況に慣れさせておくことが非常に大切なことなのです。

一例ではありますが一人でいる状況に慣れさせるための方法についてご紹介します。

飼い主さんがお家にいる場合でも常に24時間愛犬と一緒というのではなく一日の一定の時間は愛犬と別の部屋で過ごすなど愛犬と離れる時間を設ける。この時間を設けてあげることで徐々に一人でいる状態を特別な事と思わなくなっていきます。

また留守番の練習時は実際に飼い主さんがお家からいなくなり愛犬だけで留守番をしてもらう練習をするのですがいきなり長時間の留守番はしないようにしてください。時間のある時に少しづつ。まずは1分上手にできるようになったら5分、10分、30分、1時間と徐々に時間を伸ばしてあげてください。

あくまで一例ですのでわんちゃんの様子や状態によってその子にあった方法や徐々に時間を伸ばしていくなどしていただけたらと思います。

ケージやクレートに慣れてる?~お部屋で快適に過ごせるように~

多くのペットホテルでは24時間ではないにせよ就寝時など1日の一定の時間はクレートやケージで過ごすことになります。

そのようなとき愛犬がクレートやケージのような空間にいることに慣れていなければ吠えたり、噛んだり等の問題行動を起こしかねません。そのため少しでもペットホテルを利用する際のストレスを軽減するために留守番や一人遊びになれてもらうことの他にクレートやケージを利用することにも慣れてもらう必要があります。普段からこのような空間に慣れていない場合には一日の一定時間はクレートやケージで過ごす時間を作るなどして少しづつそうした環境に慣れさせていきましょう。

ワクチン接種、予防接種について

多くの場合はホテルを利用する予定がなくても一年に一回の混合ワクチン接種、狂犬病予防接種(わんちゃん)を受けているかと思います。ペットホテルでは多くの方が利用されるため目に見えない病気の感染リスクも高くなります。その為、ほとんどのペットホテルでは利用時に混合ワクチン接種と狂犬病予防接種(わんちゃん)を済ませていることの証明書の提示を求められます。利用するときにそれらを忘れてしまい利用できないという事態に陥ることのないようにワクチン接種は事前に済ませておきましょう。

しかし中にはアレルギーや持病などによりワクチンを打つことのできない子もいますので検討されている方は獣医師さんと相談の上おこなって下さい。

ホテルを利用する際の持ち物について

ホテルを利用する施設によってお持ちいただく持ち物は変わってきてしまうかと思いますがこちらでは利用時に預けておくと良いものの一例をご紹介させていただきます。

●いつもお家で食べているゴハンなど

とても繊細な子が多いため環境が変わってしまうととてもストレスになり中にはご飯を食べなくなってしまう子もいます。そのため少しでもそうした状況を改善できるようにいつも食べているご飯をお家で食べている量ご飯の回数分小分けにして用意しておくと良いでしょう。また、普段から使用している食器やウォーターボトルなど使い慣れているものを持参していただくと良いでしょう。

●お気に入りのおもちゃや敷物など

お家と異なる慣れない環境下で少しでも落ち着けるよう安心できるよういつも遊んでいるお気に入りのおもちゃやいつも寝ている敷物などがあれば一緒に預けておくと良いでしょう。お家の匂いがついている物なので少しでも落ち着けるよう安心できるようにご用意していただければと思います。

こちらは一例になりますので、ホテル利用時には利用する施設に持ち物を確認して頂けたらと思います。

お迎え後に気を付けてあげたいこと

久々の再会にわんちゃんも飼い主さんも嬉しくなりすぐにお出かけをしたりたくさんはしゃいで遊んだり、お散歩に行ってしまったりしてしまいがちですがこれはあまりおすすめできません。慣れない環境で過ごしたわんちゃんは私たちが思っている以上に精神的にも体力的にも疲れています。

そんな時にお出かけをしたりお散歩をしたり激しく遊んでしまったりすることは体調を崩してしまう原因にもなりかねません。

飼い主さんのもとへまたいつものお家に帰ってきたという安心感だけで体調を崩してしまう子もなかにはいますのですぐの外出や特別な運動は避け何日かの間はなるべく安静にしてこれまでと何も変わらないいつも通りの生活をさせてあげましょう。何気ないいつも通りの生活がわんちゃん達にとって何よりも幸せなひとときとなります。

さいごに

ペットホテルは長期でお家をあけなければならないときに大変便利な施設ですが、わんちゃん達にとってはお家とは違う慣れない環境で過ごし体力的にも精神的にも負担がかかってしまう為少しでもその負担を軽減できるように事前の準備が大切になります。そして預ける施設についてもその子にあった場所なのかどうか入念に検討していただく必要もあります。これからホテルの利用を検討している方、ホテルの利用をしている方も一例ではありますが是非参考にしていただければ幸いです。

 

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