埼玉のペットショップ&トリミング Paws Foglio

『手乗り育成講座』手で包み込み編

まず、良い手乗り鳥に育てる際の重要なポイントが〝個別飼育〟と考えております。当店では孵化後15~20日ほどのヒナ鳥の時からプラケースに1羽づつ分けて飼育を始めます※前回の画像参照。これにより鳥同士の結びつきを一定程度遮断することで、人に対する依存度が高まったり、警戒心が薄れているように思います。複数羽を同時に飼育する際は参考にしてみてください。次も、人慣れさせるために非常に有効な方法をご紹介いたします。ヒナ鳥の時は大抵、暗くて狭い場所に潜り込もうとします。このため手の平を少し丸めるとヒナ鳥がそこに潜り込んできます※1枚目画像。この体制を維持し、10分くらいするとヒナ鳥は目をつぶり やがて眠ってしまいます※2枚目画像。時間があれば目が覚めるまで(30分位)この体制を維持します。最後にはヒナ鳥の体は力みがとれ『ふにゃふにゃ』になるため、安心しているように感じます。これを毎日続けると やがてヒナ鳥は手の平に包まれるのが大好きになってくれます。ぜひお試しください。次回も大切なポイントをご紹介いたしますので、どうぞご期待ください。