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初心者さんのための犬の飼い方

 

ペットがいる生活は癒しにもなり大きな影響を与えます。これからわんちゃんを迎える方は費用、育て方などの面で不安なことがでてくると思われます。

今回はそんな方にも安心して飼えるよう、初心者さんのための犬の飼い方を紹介していきます。

 

【目次】

1.初めて犬を飼う前に知っておくこと

2.初心者でも飼いやすい犬種

3.犬に対してやってはいけないこと

4.犬の気持ち

5.犬を飼うことのメリット・デメリット

6.さいごに

 

1.初めて犬を飼う前に知っておくこと

いざわんちゃんを迎え入れたとしても、生活していく上で何が必要なのか、また費用はどのくらいかかるのか知っておきましょう。

(1)必要なもの

お家に来た当日から必要となるものもあります。慌てないよう事前に準備しておきましょう。

例えば、、ドッグフード・食器・ケージ・トイレ・ペットシーツ

これらは迎え入れた当日から必要なものになります。

フードは年齢や犬種、アレルギー、肥満など健康維持に配慮したものもあるのでその子にあったフードを選ぶと良いでしょう。

環境に少しずつ慣れてからお散歩に必要な首輪やリード、おもちゃなど用意してあげましょう。

(2)費用

まず生活していく上で欠かせない食事代。ケージ等の必需品。犬種によってはトリミングも必要となってきます。

犬を家族として迎えたら、お住いの市区町村に「畜犬登録」をしなければなりません。地域差はありますが3000円前後かかります。

狂犬病ワクチンは毎年1回予防接種を受けさせる義務があります。危険な感染症を予防する混合ワクチンも大切なワンちゃんの為にも受けさせることを勧めます。

その他にもフィラリア予防薬や病気、ケガの治療費などこれから一緒に暮らしていく中でこうした費用の負担があることを知っておきましょう。

 

2.初心者でも飼いやすい犬種

初めて犬を飼う時にどんな犬種を選ぶのか考えると思います。これから一緒に暮らしていく子を選ぶのはワクワクしますよね。

初心者には飼育が難しい犬種もいますので比較的飼いやすいと言われてる犬種を紹介します。

まず初心者の方でも飼いやすい特徴として

・運動量が少ない

・抜け毛が少ない

・しつけがしやすい

・無駄吠えが少ない

などあげられます。

運動量が多いと、毎日の散歩の時間を確保しなければなりません。大型犬の場合毎回1時間以上必要になってくる子もいます。

ワンちゃんには換毛期という毛の生え変わり時期があります。犬種によっては換毛期に抜ける毛の量が想像しているよりも多い子もいます。室内で飼う場合、部屋中毛だらけになってしまったり、ブラッシングを怠ると毛玉をつくってしまいます。比較的抜け毛が少ない犬種を選ぶと良いでしょう。

警戒心が強い犬は無駄吠えが多いことがあります。穏やかな性格の犬種をオススメします。

これらをふまえると以下の犬種が初めて犬を飼う方にはオススメです。

・トイプードル

ニオイが少ない、抜け毛がない、賢いとしつけがしやすいで人気な犬種です。

しかし抜け毛が少ない分毛が伸びるので、細めなブラッシング・トリミングが必須となってきます。

・チワワ

小さい体とクリクリして大きな瞳が可愛らしい犬種です。

毛が短いスムースチワワと毛が長いロングコートチワワの2種類がいます。

2種類とも毛が抜ける為、細めにブラッシングをしてあげましょう。

飼い主には甘えん坊ですが警戒心が強く甘やかしているとわがままになりがちです。

・パグ

性格は温厚でおっとりしていますが少し頑固な部分もあります。

鼻の上のしわに汚れが溜まりやすく皮膚トラブルにつながってくるので定期的に拭いてあげましょう。

 

初心者の方におススメな犬種をあげましたが他にも特徴的な犬種はたくさんいます。

大切な家族になるのでじっくり考え自分に合った子を見つけてくださいね♪

3.犬に対してやってはいけないこと

犬にとって嫌な気持になったり、犬がストレスを感じてしまうような行動をとってしまうと飼い主と愛犬の信頼関係は崩れてしまいます。

まず、犬に対してやってはいけないこととして挙げられるのがしつけの一環として𠮟ることです。

犬にも気持ちがありますから年中ずっと怒られていたら気持ちが沈みますし、日々ストレスは溜まるばかりです。そんなことを続けていると飼い主に対して攻撃的になったり、怯えたりするようになってきます。

体罰を与えることも同じです。叩いたり蹴ったりすることはしつけではなく暴力になります。愛犬は家族ですからそのような関係性になってしまうのは残念ですよね。良い行動をしたらたくさん褒めてあげる、悪い所ばかりではなく良い所に目を向けてあげることが大切です。

次に挙げられるのが真夏の散歩です。炎天下での散歩は熱中症になる危険性や肉球が火傷してしまう可能性があります。わんちゃんは人間と違って地面との距離が近いので暑さを感じやすいです。真夏は早朝や夜など暑い時間帯を避けるのがベストです!

冷房のついていない部屋や車内に長時間留守番させることは命の危険にもなりかねません。

どうしても出かけるときは冷房をつけたり、一緒に出かけたりしましょう。わんちゃんにとって快適に過ごせるように飼い主が工夫してあげることが一番大事です。

4.犬の気持ち

わんちゃんがお家に来たらいっぱい構ってあげたい気持ちになりますよね。

心待ちにしていて可愛いわんちゃんがついに来た!と昂る気持ちはすごく分かります。ですが、わんちゃん側はどう思ってるでしょうか。

初めての場所に来たらきっと物凄く不安な気持ちになるでしょう。今までは他のわんちゃん達と一緒にいたのにいきなり知らない場所に来て、初めての人達に囲まれたら不安でいっぱいなはずです。急に体を触られたりしたら怖い気持ちになるかもしれません。

ですので、わんちゃんを迎えた日は構いたい気持ちをグッと抑えてキャリーの外から優しく声をかけながらそっと出してあげ、用意していたゲージに入れてあげましょう。キャリーの隅で震えていたり怖がってる様子が見られたら無理に出さずキャリーごとお部屋に入れて、入り口だけ開けて自分から出てくるのを待ってあげるのもいいかもしれませんね。

ワンちゃんの気持ちを完全に理解する事は難しいですが少しずつ環境に慣れるまで様子を見て優しく接してあげてください。

5.犬を飼うことのメリット・デメリット

犬を飼おう!と決めた時に「動物が好きだから」「可愛いから」「癒されるから」など犬を飼うことに対してプラスに考え飼う方が多いと思われます。ですが、犬を飼うことは少なからずプラスな事ばかりではありません。

犬を飼うことによって

・ストレスが軽減される(癒しをもらえる)

・犬好きの友達や知り合いが増える

・わんちゃんを飼うことによってコミニケーションが増え家族の場が明るくなる

・愛犬との散歩などにより運動不足解消・認知症などに良好

認知症などの方は、わんちゃんの散歩などで外出頻度が高くなり地域の方達との交流が深まることで孤独感が薄まっていくいくそうです。

今あげた以外にも様々なメリットがありますが犬を飼うことはメリットだけではありません。

・犬を飼うとお金がかかる(ご飯、ワクチン等、トリミング、用品など)

・家族旅行など出かける場所が制限されてしまう

・自身が何かしらの事情で飼育できなくなった場合、わんちゃんを預けられる人や場所があるのか考えないといけない

などがあげられます。

ちょっとした感情でわんちゃんを飼い始めてしまうと大変なことになってしまうかもしれません。飼う前に家に迎え入れてからのこと、高齢になってからのこと、と先のことを考えながら飼うようにしていただきたいと思います。

6.さいごに

みなさんもよく理解していると思われますがわんちゃんは物ではなく生き物だということをよく理解してから家に迎えていただけたらと思います。

楽しいわんちゃんとの生活にしていってくださいね♪

 

 

 

 

 

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